うさっぴーの卓球日誌

卓球選手の紹介ブログ

青森山田の元主将[森園政崇]

森園政崇選手

さて、今回紹介する選手はタイトルにもあるように卓球の強豪校で有名な元青森山田高校の主将だった森園政崇選手です。

森園選手は親が卓球場の経営者という事もあり、卓球を始めました。

小学校の時は美鷹クラブに所属していました。その後に、青森山田中学・青森山田高等学校・明治大学を卒業。

岡山リベッツを経て現在はボブソンに所属しています。

生年月日は1995年4月5日生まれで現在24歳です。

身長は161cm、体重、50kgの選手になります。

ちなみに、11歳の時にコブクロの「君という名の翼」のミュージックビデオに父と共に出演したことがあります。

ジャンクスポーツにて、卓球大会からの帰り道にて父からの説教から逃れる為に姉弟で助手席の譲り合いをしていたと森園選手本人がおっしゃていました。

大会と成績

2013年に全日本ジュニアの部の男子シングルスで優勝してからその後に頭角を現し始めます。そして、2014年の全日本選手権のダブルスで同じ青森山田高校の後輩である三部航平選手とダブルスのペアを組み、決勝で水谷・岸川組を退け優勝しました。

史上二組目となる高校生ペアでの優勝を果たしました。そして翌年には同じ顔合わせとなり、そこでも勝利して2連覇を果たし、ダブルスの名手として知られていくようになります。

自身の世界最高ランキングは21位で今現在は47位に位置付けています。そしてダブルスの最高ランクは1位です。

2015年のグランドファイナルのダブルスの部では大島選手と組み大会始まって以来初となる日本人ペアでの優勝をしました。また、世界卓球選手権では、当時まだ大学生でありながら中国ペア相手に接戦を演じ、惜しくも破れてしまいます。個人的にはこの敗戦が森園選手のブレークのきっかけになったのではないかと勝手に思っていますw

翌年では惜しくも準優勝に終わりますが、2017年では再び王座を奪還しています。

今年の世界卓球代表選考会では、神拓也選手を決勝で破り、優勝し見事代表権を勝ち取りました。

使用道具

 

  •  ラバーバック→

 

プレースタイル

森園選手は左利きのシェークハンド裏裏の前陣速攻型です。いわゆる台に張り付いて前陣でプレーするタイプの選手になります。僕は森園選手最大の特徴は台上 ストップラリーから積極的にチキータを使う選手だと思います。

その分、森園選手の試合を見てみると裏を取られることがやはり多いです。その試合を例に挙げると今年の世界卓球代表選考会の決勝で神選手との試合が一番わかりやすいと思います。その試合は結局森園選手が4−3で勝っているのですが、裏を取られたり、ストレート で打ち抜かれたりと森園選手にとってはストレスの溜まる試合となっています。試合中にもフラストレーションが溜まったと思われるシーンが幾つかあります。

レシーブ時には速いボールと遅いボールを使い分けており、それに手を焼いている選手が多いです。

個人的に森園選手の課題は中陣・後陣での戦い方だと僕は思います。フットワークは日本でもトップクラスになると思いますが、やはり中陣・後陣に下げられた時のポイント失点率が高いように僕は思っています。

最後に

世界卓球ではそのチキータや前陣でのプレーで世界や日本を沸かすような

戦いに期待したいですね。