うさっぴーの卓球日誌

卓球選手の紹介ブログ

日本が世界に誇る天才サウスポー

 

 丹羽孝希選手

今回は丹羽孝希選手について、喋ろうと思います。丹羽孝希選手は北海道出身の選手です。

家族構成として両親、姉、弟が存在します。生年月日は1994年の10月10日生まれの

今現在25歳の選手になります。そして身長が162cm体重が51kgでポーツ選手としては小柄な体格になると思います。

卓球選手のだった父親の影響で卓球を7歳のからはじめ、小学校低学年の頃から全国大会に常に出場し同年代では頭一つ抜き出ている選手でした。

あのカットマンで有名な日本初のプロ卓球選手の松下浩二選手は彼の幼少期のプレーを見て近い将来必ず世界トップクラスの選手になると確信したそうです。

大会と成績

2009年の横浜市で開催された世界卓球選手権個人戦に当時は日本男子史上最年少(現在は張本智和選手)に日本代表で選出され、予選を勝ち上がり本戦でも一勝を上げています。

この大会では、僕は日本代表の選手の試合は松平健太選手と中国代表だったマリン選手との激戦が一番の印象に残っています。その後、松平健太選手がマリン選手を世界卓球選手権でリベンジしたことは今でも鮮明に覚えています。

そして何より個人的に一番衝撃だったとことは2013年の全日本選手権で優勝候補の大本命であった水谷隼選手をまだ当時高校生だった丹羽孝希選手が勝利し初優勝を飾ったとことです。

大学卒業後はスヴェンソン所属となり、その年は世界ランキングも急上昇して、最高位があの水谷隼選手を抜いて5位にまで上がったことがあります。

世界ランクが上がった理由を丹羽選手本人がインタビュー時にこう答えています。

「大学卒業後にプロ選手として意識して仕事として生活していく中で勝ちに対して今まで以上に貪欲になった。」としゃべっています。

また、こういうこともおっしゃっていました。

「ITTFの卓球の世界ランキングのポイントのシステムが変わったことも影響している。」

確かにITTFのポイントシステムが変更したことで、世界卓球のランキングが大きく2018年は大きく変動した年になりました。

 それで丹羽選手は調子を上げていき、自身最高位の5位まで上がることができたというわけですね。

使用道具

丹羽選手は左利きでシェークの裏裏ドライブ型です。使用道具は以下の通りになります。

プレースタイル

丹羽孝希選手のプレースタイルは主に前に張り付いてプレーする前陣速攻型のプレースタイルになります。

丹羽選手の代名詞はチキータ・カウンタープレイ、そして試合中に時折出るカットブロックだと僕は思います。最近の試合では、中国代表のマロン選手が使用しているのを見かけたりしますが、カットブロックの技術で彼の右に出る選手はいないと思っています。

そしてそのカットブロックを駆使して試合を行う姿が丹羽孝希選手の天才と言われる所以であり、卓球をやっていた方ならそのカットブロックの技術がどれほど難しい技術か分かるかと思います。

彼の前陣でのプレーは世界最速と言われており、あの卓球王国中国でも恐れられています。

また、サーブも得意としており、サービスの種類は水谷選手程の種類はありませんが、サーブを出した時の技術が凄いと僕は思っています。

上回転、下回転を出した時のサーブの軌道がほとんど一緒で見分けが付きにくいことが僕は凄いと思います。他の大体の選手であれば、上回転のサービスを出した時は台状を跳ねるような軌道を描くのですが、その軌道が丹羽選手のサービスはほとんど一緒で見分けがつきにくいです。

最後に

丹羽選手はツアーの大会などでは取りこぼしが多い選手ですが、本人もインタービューで喋って居るように「ツアーの大会は練習の場所」としか思っていないようです。

それでなのか、オリンピックや世界卓球選手権などの大きな大会では惜しいところまでは勝ち上がっています。

東京五輪では格上を倒すなどの活躍を期待したいですね。